こんにちは。YOU太郎です。

私の面白かった体験、勉強になった体験を書いていきます。

YOU太郎の入院体験記〜病気と入院と心の変化その2〜

こんにちは、YOU太郎です。

 

私の入院生活におけるとてもリアルな心境についてお話しします。

 

前の回でもお話ししましたが、

病気や入院・治療がもたらす心の変化や精神への影響について、主観的・客観的に語ります。。。

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自分の人生のため、入院して病気をしっかり治す!

仕事に大穴を開けてしまうのはイヤだけど、無理して働いて悪化したら意味がない。

 

誰も「その体でよく頑張った」なんて言ってくれません。

「なぜそんなになるまで放っておいたんだ?自分の体のことだろ?」って言われるのが関の山です。

 

会社からすれば私の代わりなどなんとでもなるが、私にとっては私こそが唯一だ。

 

入院の当初は半分ヤケッパチで、こんな風に思っておりました。

また、仕事から離れることで心と体が軽くて、せいせいした気持ちでした。

 

特に治療の前半は扁桃腺手術や入院などいろいろあったおかげで、ほとんど会社や仕事のことを考えませんでした。

 

こちらも休職している身なので、下手に仕事のことに関わらないようにしていました。

 

私の職場ではお互いのコミュニケーションの共有や保存のために、社内ネットワークアプリで連絡を取っています。

 

当然、入院中の私のスマホからもそのやりとりを見ることができます。

 

今、現場はリーダーが抜けてしまい、他のチームから応援をもらっている状態です。

当然どんな様子か気になります。

 

あまり見ない方が良いとは思いましたが、やはり見てしまいます。

 

そのネットワークアプリのやり取りを見る限りはとってもウマく行っているようです。

そう、私がいる時よりもウマく行っているのです。

連絡内容も活気があり、雰囲気の良さが伝わって来ます。

営業成績も良く、今までの不調が嘘のようです。

 

これは・・・。

いや、分かっていたことでした。。。

 

私は仕事から離れることで体を治し、

会社は私がいないことで活況を取り戻す。

複雑だが、結果お互いに良かったのか。。。

 

生活時間のほとんどを過ごして来た(捧げて来た)その場所は、必ずしも私を必要としていない。。。

 

もちろん、メンバーは私が不在の間頑張って職場を守ってくれていました。

でも、数字は正直です。。。

 

先にも言ったとおり、私の代わりはどうにでもなるし、私より優れた人はゴマンといます。

 

その時の私は「みんなを引っ張っていくリーダー」ではなく、病室で薬を投与されながら寝起きしている「ただの患者」です。

 

そして私は、例え何事も無く勤めていても、数年後には今の仕事を辞めて、歳をとり、やがて死に、この世からも消えます。

 

そう、必ずしも必要ではないのです。

私が私の世界だと思っているその場所は、私がいなくても全く関係なく回っていくのです。

 

これは当たり前のことだし、だからこそ「一生懸命やろう」「悔いが残らないように頑張ろう」と思えるのかもしれません。

私も初心はまさにそうでしたから。。。。

 

ただ、この当たり前のことをつい忘れてしまうと、心の痛みや悩みになってしまうのでしょう。

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プレドニンの作用が強く出始める第2週目からはクヨクヨと考えておりました。

プレドニンのせいかは本当に微妙ですが。。。

 

病室のベッドの上や散歩しながら、頭の中にグルグルとそんな考えが回っていました。

 

逆に、こんな当たり前のことに今まで気がつかなかったのか、それとも気がつかないフリをしていたのか。。。

 

本当に自分を見つめ直すのに充分な環境でした。

今からすれば、自分にはこの時間が必要だったのかなと思えています。

 

でも、その必要な時間から学んだことに対してこれから何をして行くのかは未だに模索中です。

 

答えをみつけるまで模索していきたいです。

そう考えるきっかけをもらっただけでも、盲目のまま生き続けるよりはマシです。

 

今は自分の「本当にやりたいこと」やこれまでなにかと理由をつけて諦めていたこと」を自分のためにやりたいと思うようになりました。

 

今までの頑張りや病気や入院を無駄にしたくない。。。

転んでもタダでは起きないぞ!

 

次回は入院生活のその2です。

退屈な入院生活の参考にしてください。

  

YOU太郎の入院体験記〜プレドニンの副作用〜

こんにちは、YOU太郎です。

 

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

IgA腎症の治療に使う「プレドニン」にはさまざま副作用があります。

 

プレドニンとは>

ステロイド炎症をしずめたり、免疫系をおさえる作用があります。

炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く使用され、膠原病ネフローゼ、IgA腎症、リウマチ、重い喘息、ひどいアレルギー症状、などに用います。

 

副作用>

私が担当医からきいたものは以下のとおりです。

特に悩まされたものは色文字にしています。

⭕️不眠

(マジで眠れません。ちょっとウトウトできたと思うとすぐ目が覚めます。夜が長いです。睡眠薬を処方されますが・・・あまり効かなかったな。。。)

 

⭕️胃痛・胃潰瘍・腹部の張りや痛み。

こちらも毎日胃薬を処方されるので、ちゃんと飲んでいれば問題ありません。)

 

⭕️骨粗鬆症(骨はよく分かりませんが、私の場合は特に問題ないようです。)

 

⭕️ムーンフェイス(顔がまるく膨れます。)

 

⭕️ニキビ(吹き出物)

 

⭕️便秘・便の色が黒くなる

(お通じは遅れましたね。はい、便秘になりました。色は気になりませんでした。)

 

⭕️頭痛・吐き気・倦怠感(これも特にはないですねー)

 

⭕️糖尿病の悪化(血糖値の上昇。インスリンなどの投与が必要です。)

 

⭕️食欲の増進(余分に食べると血糖値が上がります。私は0カロリーコーラ、砂糖なしコーヒー、糖質0ゼリーなどでお腹の足しにしていました。)

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⭕️血圧の上昇(1日2回〜3回血圧を測ります。私は特に変動はなかったです。)

 

⭕️感染症を起こしやすくなる(免疫を抑えるため)

 

⭕️痙攣、手足のしびれ(これは気のせいか、足がすこししびれたような感覚でした。)

 

⭕️関節の痛み(これはなっかたです。。。敷地内を歩き回りすぎてちょっと筋肉痛になったくらいかな。。。)

 

⭕️緑内障(視神経に障害が起こり、最悪の場合は失明するそうです。。。私はまだしっかり見えてます。)

などです。これだけでも盛りだくさんです。

 

本やネットの情報を見るともっと色々な副作用があるようなのですが、

気になるのは精神作用です。

 

⭕️多幸感意識障害でもあり、うつの症状の一つでもある。アルコールや薬物などで酔ったような幸福感)

 

⭕️無気力(気持ちが落ち込んでなにもやる気が起きない。これもうつっぽいですね。。。)

 

⭕️うつ症状(イライラする。躁鬱状態になる。プレドニン飲みながら精神科にかかる人もいるとか。。。)

 

入院中の気持ちが不安定な時にこれは辛いです。

副作用が無くても体のこと、仕事のこと、生活やこれからのことを心配するときでもあり、入院中というシチュエーション自体、気持ちが下がるに十分です。

 

「一生懸命やってきたのに、それでもたらされたものは病気と入院と休職。。。復職しても居場所あるのかな。。。。」

入院中にこんな気持ちが頭をよぎることが何度かありました。

 

逆に「何もすることがないってなんて贅沢で幸せなんだ。。。せっかく入院してるんだから何も考えず、何もせず、何かをしようとしないで過ごそう。。。」

仕事で忙しかった反作用かもしれませんが、貧乏性の私が朝から晩まで本当に何もせずに過ごし、それに幸せを感じていました。

 

それが薬のせいなのか「ガチ」なのか微妙なところではありますが、より暗い方向へ誘ってくれる作用があるようです。

そして私もイライラしたり、落ち込んだり、かと思えば「幸せ」と感じたりを実感していました。。。

 

これらの症状はプレドニンの量が徐々に減ってくるにつれて改善されます。

逆に医師の処方に従わず、勝手に投与・服用を中止した場合、離脱症状として重篤な症状が出てくるようです。

 

次回は入院中の精神面(心の部分)をお話しします。

もちろん薬の副作用込みの精神面です。お楽しみに。

 

 

「うつ」チェックのリンクです。

utsu.ne.jp

YOU太郎の入院体験記〜糖尿病と血糖値〜

こんにちは、YOU太郎です。

 いつも読んでいただいてありがとうございます。

 

入院生活が始まりました。

 

IgA腎症の治療に多量のステロイドを使うのですが、この薬にはいろいろ副作用があります。

 

その中でも必ずといって良いほどでてくるのが「血糖値の上昇」です。

 

そして、私がもともと持っている病気があり、これが2型糖尿病です。

 

糖尿病には1型と2型があり、特に日本人に多いのは2型糖尿病です。

 

そもそも「糖尿病」とは血中の糖分濃度の調整がうまく出来ず、濃度を下げるために尿と一緒に糖分を排泄しようとして、尿に糖分が混ざる現象です。

 

そして2型糖尿病は体内ホルモンのインスリンの作用不足、分泌不足で血糖値コントロールができないのですが、

その原因としては、遺伝、肥満、運動不足、食べ過ぎ、喫煙などがあげられます。

私の場合は遺伝か運動不足か喫煙が怪しいです。。。

 

もともと、この2型糖尿病のために薬を普段から飲んでいました。

薬のおかげで血糖値をキープしていたのですが、そこへ持ってきてのステロイド治療です。

 

空腹時の血糖値が、成人男性の正常値で70〜110の間です。

ステロイド剤を投与した時の値は300を超えてきます。3倍以上です。

 

値には個人差があるのですが、ステロイドを使った場合必ず血糖値が上がって来ます。

 

私が常用していた薬は飲み薬で、「グルファスト」と「テネリア」でしたが、ここでステロイドの副作用対策で、とうとうインスリン注射が必要になりました。

 

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入院中はもちろん、退院後もステロイドの投与は続くので、しばらくは毎食前にインスリン注射です。

 

仕事のときも、旅行のときも、デートのときもです。

 

 勝手なイメージで申し訳ないですが、インスリン注射=重度の糖尿病患者のイメージでした。
そして、自分で日常的に注射を打たなければいけないことなど、軽くヘコミました。

 

でも、同じ病室にいる患者さんは同じステロイド治療をうけているので血糖値があがります。

 

糖尿病あるなしに関わらず同じくインスリン注射が必要だったので、「あ、自分だけが面倒な思いをするわけじゃないんだ」と思ました。

 

私よりもはるかに若い男の子も同じくステロイド治療のためにインスリン注射が必要でした。

私から見ても気の毒でした。

 

実際にインスリン注射がはじまったのは入院三日目くらいからでした。

それまではルンルン♪で食堂まで行って毎食ご飯を食べていましたが、注射が始まると同時に病室での食事になりました。

 

食事の時間になると、看護士さんが病室までご飯を持って来てくれます。

 

ご飯が運ばれてきたらシャツをめくってお腹を出し、おヘソからだいたい3センチくらい離したお腹の皮膚に針を射し込んでインスリンを打ちます。

 

ご飯を食べる直前に必ずコレを行います。

今も毎食前にやってます。。。

 

ステロイド治療の代表的な副作用はコレですが、他にもいろいろ出てきます。

 

次回はステロイドのその他の副作用がどんなものかお話しして行きます。

 

YOU太郎の入院体験記〜ああ、入院生活〜

こんにちは、YOU太郎です。

 

ここからは約三週間の間の入院生活をざっとお話しします。

 

先にお話ししましたが、一週間のうち3日が点滴、残り4日が服薬という治療を3セット行います。

 

毎朝、6時にくらいに目が覚めます。

枕や環境が違うので、慣れるまで寝付きにくいです。。。

 

看護師さんが毎朝7時くらいと毎食後に回ってきます。

腎生検のときは男性看護師で看護婦さんが恋しかったですが、

今回はなんと!三週間ずっと女性看護師=看護婦さんばかりでした!

これです!これでないとワザワザ病気した甲斐がありません!

 

と。。。

朝一の体温を必ず聞かれるので、起き抜けに測って表に書いておきました。

朝は体温、血圧、体重を計ります。

他3回は血圧やら血糖値やらだったような。。。看護士さんも患者の状態のチェックと記録は業務ですからね。。。

 

毎日の体温、食事を完食したかどうか、お通じの回数などを書いていく表を患者は配布されます。

ついでに1日3回の血糖測定値を書いて行く用紙もありました。

ここで言っておきますが、血糖値測定は各自測定キットを渡されて、簡単に測定方法のレクチャーを受けて、あとはずっとセルフです。

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こちらも決まった時間に血糖値を聞きに来られるので、その時間に測って書いておきました。

私はとってもズボラですが、いつになくこれらの記入表を几帳面につけて行きました。

 

毎日の楽しみで、且つ生活リズムのリズムキーパーになってくれるのがご飯タイムです。

薄味で粗食ですが、これが本当に楽しみでした。

そして、ご飯を食べる時だけテレビを30分ほど見ました。

ご飯は8:00、12:00、18:00に出ます。

 

点滴の日は朝10:00スタートで11:30には点滴終了です。

私はステロイド治療をしながら、扁桃腺手術後の経過をみてもらったり、肝臓の診察をうけたり、その他いくつか診察の呼び出しを受けました。

点滴中に呼び出しを受けた場合は点滴用スタンドをカラカラ押して診察室まで行きます。

これをやるといかにも「入院してる」感じです。

 

3日間の点滴が終わって、針を血管から外してもらう時の開放感がうれしかったです。

 

針が入っている間も散歩はできるし、頼めばシャワーも浴びれます。

でも、針の防水が面倒だったので、がまんしてました。

 

体は極力動かしました。体が鈍るのがいやだったのと、病室でじっとしていると気が滅入るので、、、

朝起きたら散歩して問題集昼食後に散歩して問題集夕食後に読書とタブレットでネットをしていました。

 

入院してすぐには、ちょつとしたお泊まり気分で退屈や寂しさや不安などはほとんど感じませんでした。

しかし入院の単調な日を重ねるにつれて、治療が進むにつれて、精神面にも少しづつきいてきます。。。

 

私の場合、問題なのはIgA腎症だけではありませんでした。。。

ステロイドの副作用をお話しする前に、次回は私の病気について少し詳しくお話しします。

おそらく同じ病状の方もいると思うので。。。

 

次回につづきます。

 

 

YOU太郎の入院体験記〜入院に持っていくもの〜

こんにちは、YOU太郎です。

 

はたして、ステロイド治療があわただしく始まりました。

三週間の入院ともなると荷物が増えます。

 

今回はいろいろ持って行くものを用意しました。

期間も長いので退屈するのは必至です。こちらに対しても対策しました。

いらないものもあったかと思いますが、これも参考になるのでご紹介します。

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◇入院に必要なもの

書類)

⭕️入院申込書

⭕️入院保障書(入院に際して連帯保証人が必要)

⭕️入院についての同意書

⭕️保険証、受給者証

⭕️現金10万円orクレジットカード

(入院費の一部を先に収めます。現金10万円の場合、トータルの入院費が10万円に満たなければ差額が帰ってきます。)

 

携行品)

⭕️洗面用具(洗面器、タオル、歯ブラシ、せっけん、シャンプー等)
⭕️食事に使用するもの(はし、スプーン、湯呑)
⭕️衣類(パジャマ、下着等)、履物、バスタオル
⭕️日用品(ふきん、ティッシュペーパー)、筆記用具、急須、お茶葉、イヤホン(テレビ用)等
⭕️他病院で処方された内服薬など
⭕️お薬手帳
⭕️懐中電灯(緊急時や災害時等に使用)
⭕️その他、医師・歯科医師・看護師から説明を受けた文書等。

 

こんな感じです。

 

私の場合は期間が長いので、病棟のプリペイドカード式洗濯機を使う予定でした。

なので洗剤と小さなピンチ付きタコ足とランドリーバックを持っていきました。

 

あらかたの小物は100均でけっこう揃います。入院中だけの使い捨てなら十分です。

 

入浴はシャワーのみです。一つの病棟に男女それぞれ一つづつしかシャワールームがないので順番待ちです。

このシャワールームにはバスマットがありません。水虫などの感染を防ぐためにバスマットも各自持参でした。

 

と、まあここまでは普通に病院からも案内される内容で、必携のものばかりです。

 

こだわりがあって持って行ったもの)

⭕️iPad

⭕️ポータブルテレビ

(病室にもあるけど視聴有料なので。でもあまり見ませんでした。) 

⭕️置き時計

(枕元に置いておく用。クスリや血糖値測定の時間を見たり、入院でボケてくる生活リズムをキープするため)

⭕️はし、スプーン、湯飲みを伏せておくための水切りかご➕これにかぶせる布巾

(これがないと置き場所に困ります)

⭕️食器洗剤とスポンジ

⭕️インスタントコーヒー

⭕️ふりかけ

(たまにご飯とおかずのバランスが難しいことがあるので)

⭕️ツーリングガイド

(バイクツーリングの名所や絶景ルートの雑誌)

⭕️問題集

(暇つぶし)

⭕️靴下

(昼間素足で過ごすのが気持ち悪いから)

⭕️スニーカー

(散歩用。動きやすい、歩きやすい、脱走しやすい)

⭕️ファブリーズ

(オッサン臭がやばいです。女性看護士に嫌われないためと、見舞いに来られても臭くないように)

⭕️デオドラントスプレー

(ファブリースと同じ理由。お風呂に入れない日もあるから)

 

特に暇つぶしに寄与したものが

問題集とツーリングガイドでした。

 

雑誌や小説、マンガなども読んだりしましたが、入院中は面白さを感じなかったり、読むこと自体が面倒くさくなってしまいます。

 

いろいろ考えた末、問題集を持って行くことにしました。

暇つぶしのネタをネットで調べていた中にありました。

 

問題集なんて考えてもみませんでしたが、なるほど確かに、入院中に余計なことを考えるよりは小難しい問題を解いていた方が精神衛生上良いと思いました。

退屈なのもつらいけど、余計なことを考えて気持ちが落ち込むのが一番キツイですからね。。。

 

英語でも数学でも良いと思いますが、私が選んだ問題集は小難しそうな「行政書士試験過去問集」でした。。。

 

 

そして扁桃腺手術のときに買ったツーリングガイド

これは「全部治療が済んで、退院したらここへいくんだ!」という退院後の楽しみを持つためです。

実際バイクツーリングは好きなので見ているだけでワクワクして、不安な気持ちが半減しました。

バイク乗らない人は「マップル」とか 「るるぶなどの旅行雑誌で良いと思います。

実際病院の売店にもナンプレにならんで売られていました。やはり何か気持ちの上でプラスに働くのかなーと勝手に思いました。

 

こんな感じだったと思います。

大荷物で重かったです。

 

余談ですが、卓上カレンダーはあった方がいいです。

本当に今日が何日か?何曜日か?退院まで何日か?カレンダーがないと分からなくなります。

 

次回は入院中の治療や生活の様子などをお話して行きます。

 

YOU太郎の入院体験記〜ステロイド治療の開始〜

こんにちは、YOU太郎です。

 

再びやって来ました大学病院。

 

朝早く家を出て、家族に車で送ってもらい(家族に感謝です。本当に面倒かけました)、午前9:30に到着して入院手続きです。

 

腎生検と同じ入院手続きと病棟です。

病室に通されていきなりステロイド剤投与スタートです。

今日から3日間は点滴を使ってステロイドを投与します。

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20年前はプレドニン(ステロイドの錠剤)を毎日口から服薬し、毎日尿を溜めて値を見ていました。

 

今回は一週間のうち3日間1日1時間半程度の点滴で直接血管に流し込みます。残りの4日間はプレドニンを毎日一回飲みます。

 

私の場合はこれを三週間で3セットでした。

尿検査は入院期間中2回程度しかしませんでした。

 

昼前には点滴が終わり、点滴をはずしてもらいました。続けてあと2日点滴を打つので針は血管に入ったままです。

 

一週間のうち3日間は点滴用のリードが腕に刺さったままで過ごします。
痛くはないですが、違和感は当然あります。。。

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点滴が終わると早速病院内の探検に行きました(腎生検のときも探検しましたけどね)。

 

さすがは県内でも最大級の大学病院です。

まだ増床中とのことで未完成部分もありますが、1階のメイン通路にはレストランや喫茶店などが並んでおります。

さらに青果まで売ってる売店コンビニエンスストア、飲み物やパンやラーメンなどの自販機とテーブルを設けたイートスペースなど、デパ地下みたいな設備があります。

 

病棟からエレベーターで1階まで降りると、裏口(入院棟出入り口)の付近に出ます。

裏口から外へ出て少し歩くと道路に出ます。

道路を渡るとコンビニがあり、タバコと灰皿があります。。。

 

不養生な患者さんはここでこっそりタバコを吸います(病院敷地内は完全に禁煙)。

私も腎生検入院のときにここでタバコを吸って、なぜか貧血起こして倒れました。。。

 

今回は、扁桃腺手術前からやめているので吸ってません。。。

 

20年前は病棟内に喫煙所があり、灰皿と立派なベンチソファーが置いてあり、

私を含む不健康な患者がたむろしていました。

悪くて良い時代でした(笑)

 

治療の話にもどります。。。

 

ステロイド剤の副作用で血糖値が爆発的に上がりやすくなるので、1日三回血糖値を測ります。

専用の細い針で、指先に小さな穴をあけて血を少し出します。

これを専用の小型の計測器に着けてやると血糖値が簡単に測定できます。

 

この血糖値測定をしながら必要量の血糖値を下げる薬を使っていきます。

他にも胃薬なども使います。

 

ステロイド剤の副作用は結構たくさん、いろいろあります。

 私の身体や心の状態を踏まえて、どのような副作用かをお話ししていきます。

 

次回に続きます。

 

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YOU太郎の入院体験記〜救急窓口と止血〜

こんにちは、YOU太郎です。

 

手術後のまさかの出血。

あり得るとは聞いていましたが、あまりの経過の良さに考えてもいませんでした。

 

救急窓口に連絡しましたが、やはり当直医しかおらず、

電話に出た受け付けの方いわく、「自分で止血できませんか?」

 

私、「え?だって喉ですよ?」

 

受け付け「担当医がいないのでどこまで出来るか分かりませんが、出血が止まらないようなら来てみて下さい。」

 

心もとない。。。

しばらくイスに座って様子を見ましたが(横になったら血が出て来るので)やはり止まらず、

朝の5時前くらいに車を運転して、口の中に血を溜めながら病院の救急窓口に向かいました。

 

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早朝で道が空いていたので早く着きました。

受け付けする前にトイレに駆け込んで溜まった血を吐き出し、やっと受け付け。

喋ることで喉が動くのでさらに出血。。。本当に厄介です。。。

 

少しすると診察室に呼ばれましたが、待っていたのは眠たそうな当直医

もちろん専門外なので、どうすれば良いやら困った様子でした。

 

口の中を見てもらましたが、血は止まらないし吐き気はするしでオエオエでした。

 

先生も「ガーゼ突っ込んで直接止血しようか」

 

私、「え?直接ですか?大丈夫なんですか?」

 

先生、「無理があるよな。。。とりあえずうがいを繰り返してみて。うがいで止血できる場合もある。

 

言われた通りうがいをその場で繰り返しました。

その間に担当のY先生に連絡を取ってくれるとのことでした。

 

しばらくうがいをしましたが血は止まりません。。。

Y先生にも連絡がつかないようで、「今はどうにもできないです。Y先生に連絡がついたら電話しますから自宅で待っていてください」

 

私も、どうにも出来ないのは良くわかったので、Y先生に連絡が着くのを待つことにしました。

自宅に帰り大人しく待ちました。

待つこと5時間程度。。。連絡は来ない。。。Y先生と連絡がつかないのかな?

 

日曜日なので救急以外は病院はお休み、もちろん当直以外は医師も看護師もみんな非番です。

でもさすがにこれでは困るので、再度病院に電話しました。

「連絡はを待っているんですがY先生にはまだ連絡つきませんか?」

 

受け付け「先生は今日非番なので・・。連絡はしてみますが・・・。」

 

え?放って置かれたの!?

私もたまらず「とにかく、どうしたら良いんですか!?」

 

受け付け「すぐに連絡をとるのでそのままお待ち下さい!」

待つこと2〜3分ほどで「先生と連絡がついたので今すぐきてください」

 

ホッとしました。これでなんとかしてもらえる。

しかし、本当にタイミング悪いな。。。病院にも先生にももうしわけない。。。

でも出血は嫌だ‼︎

 

病院に着いたら直ぐに処置室に通されて治療開始。

 

Y先生、「出血するかもしれないとは言ったけど・・・言った通りになりましたね・・・ちょっと辛いけど、止血のために傷口を焼くしかない。なんとか頑張って。」

 

私、「ええ?焼くんですか?・・・・分かりました。。。」

 

消毒スプレーと、麻酔の代わりにちょっとだけ口の中が痺れるスプレーをして、

電極の付いた大きなピンセットのような道具で喉の奥を焼いていきます。

 

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かなりしんどいです。。。口を大きく開けたまま喉のキズを焼いて止血。。。

唾液が溜まったらエアスプレーで吹き飛ばしてまた止血。これをしばらく繰り返します。

痛いし、吐き気はするし、涙も鼻水もたくさん出ました。。。本当にひどい目に遭いました。

 

休憩を含めて1時間くらいはかかったでしょうか。。。やっと止血が終わりました。。。

Y先生いわく、「もう大丈夫です。食事も柔らかいものなら食べても良いし、大学病院には説明をしておくので予定どうりステロイド治療を開始してください」

 

かなり辛かったけど、さすが専門医。

躊躇なくキズを焼いてキッチリ止血してくれました。

 

「お休みの日にタイミング悪くてすみませんでした。ありがとうございました。」

先生にしっかりお礼を言って帰りました。。。。

本当にホッと安心しましたが。もう二度とイヤです。。。

 

こうして、ドタバタで大学病院でのステロイド治療開始の日を迎えるのでした。。。

 

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