YOU太郎の入院体験記〜20年ぶりの(検査)入院〜
こんにちは、YOU太郎です。
かくして、約20年ぶり(正確には19年)に大学病院にやってきました。
20年前も大きな病院でしたが、新病棟が建て増ししてあり、さらに巨大になってました。
以前は確か6人部屋で約2ヶ月を過ごしたのですが、今回は新病棟の綺麗な部屋で、4人部屋でした。
一週間足らずの入院ですが、日程は以下の通りです。
▼入院日当日→入院手続き、身長・体重・血圧測定、採血・・・終了
▼入院二日目→レントゲン、心電図、エコー検査、その他検査。。。腎生検の練習と腎組織採取の位置決めマーキング。。。そして断食
▼入院三日目→朝ごはん抜きで、ほぼ起き抜けから腎生検本番。。。。お昼にご飯がやっとたべれる。。。でも仰向けのまま動けずに一晩過ごす。
▼入院四日目→エコー検査で出血がなければ体を横に向けることができる。。。
▼入院五日目→立って歩いても良い(階段はしばらくの間NG)。。。
▼入院六日目→問題無ければ退院。。。私はこのタイミングで退院しました。
けっこうスケジュールが詰まっていたので退屈する時間もそんなにはないのですが、
私はタブレットを持って行って、動画やネットを見ながら暇をつぶしていました。
20年前の看護士さんはいわゆる「看護婦さん」。
若くて綺麗な看護婦さんが多くて、そこだけはとても楽しかったです。
でも今回の担当看護士はゴリゴリの男性看護士で初日からテンションガタ落ち。
採血の仕方も豪快で、通常は試験容器ごとに少しづつ採血をするのですが、
「本数が多いからまとめて抜きましょう!」と、デッカい注射器で一気に血を抜かれ、倒れるかと思いました。。。
気になるご飯ですが。。。やはり病院食で、塩分も糖分も控えめ。。。
でも量的には多くはないけど少ないわけでもありませんでした。
普段は好き勝手に好き勝手なものを食べていたのでちょっと新鮮で、けっこうおいしかったです。
そして、メインイベントの腎生検。
先ず、前術の通り前日の昼ごはんを最後に断食で、朝ごはんも抜きです。
私の場合は本番当日の朝8:30くらいから点滴が始まったように記憶しております。
車椅子で処置室まで運ばれ、診台に先ず、仰向けに寝かされます。
次に、尿道に管を入れられます。。。術後しばらくは寝たまま動けないからです。
断食するのも排便時に力むと出血するので、腸の中を空にするためのようです。
この尿道への管の挿入がとっても痛い。。。そして管が膀胱内に到達すると、管の先端に付いた風船を膨らませて抜けないように固定します。
すごい違和感です。。。
次にうつぶせにされて、肩への筋肉注射と背中への注射。。。おそらく、局所麻酔と筋肉を緩める薬かと思いますが、これも結構な痛みでした。
そして、カテーテルを腎臓めがけて刺し込むのでした。。。
この時点で麻酔が効いているのでカテーテルの挿入時には痛みや感覚はないのですが、私の場合は「ぐいっ」と何かが背中に差し込まれるのを感じて、足が「ぴくっ」となりました。。。
「あ、ごめん!今の痛かった?」と処置担当の先生。。。
私もびっくりはしましたが、痛みはなかったので「大丈夫です」とそのまま続行。
「はい、息止めて。」・・・パチン!
「はい、もう一回息止めて」・・・パチン!
背中のほうで音がしていますが、特殊な器具で瞬間的に組織を採取しているようです。
もちろん私からは見えません。。。
腎組織採取直後になぜかショック状態になってしまいましたが、すぐに薬を投与してもらい、すぐに平気になりました。。。いやぁ、びっくりしました。。。
そのあと背中の穴をしばらくの間力いっぱい圧迫止血してもらいました。
担当の先生いわく、「きれいな腎臓だったんで、太めの針でちょっと多めに採らせてもらいました!」
そんなオプションいらんわい!!
圧迫が終わると、すぐよこに用意してあったベッドに、5〜6人がかりで、
「いっせーのーで!」で、そのまま仰向けに寝かされ、そのまま病室へ。。。
ここまでで、トータル2時間くらいだったと思います。。。
エコノミークラス症候群にならないように足にマッサージ機をつけられて、そのまま半日寝返りも打てません。
もちろん、おしっこは管から出すのですが。。。すごい違和感です。
動けるようになって、管を外すときも、これまた痛いです。
腎生検のあと、やっとお昼ご飯(おにぎり)が食べれます。寝たまま食べます。
20年前は食欲をなくしてしまい食べれませんでしたが、今回は空腹感が勝って一気に完食しました。
余談ですが。。。今回の検査入院。主治医も看護師も処置担当の医師も男ばっかり!
20年前は全員女性でした。女医さんに看護婦さん。。。そりゃ検査も頑張りました!
昔は良かった。。。。なんだかいま思い出すと懐かしいです。
こんな感じで、人生で2回目の腎生検を終えたのでした。。。
腎生検に持って行ったほうがいいものです↓
腎生検参考リンク
エコノミー症候群参考リンク
エコノミークラス症候群(旅行者血栓症)を予防しよう|大塚製薬