YOU太郎の入院体験記〜準備編〜
こんにちは、YOU太郎です。
かくして、「IgA腎症」の治療のため、扁桃腺摘出手術とステロイド治療を行うことになりました。
ただし、直ぐに始められるわけではありません。
先ずは耳鼻科の診察を受け、いつ扁桃腺の手術をするのかを決めることからはじめます。
そしてその前に、「IgA腎症は指定難病」なので、本格的な治療を開始する前に「指定難病受給者証」の申請をしなくてはなりません。
この申請方法としては、「C型肝炎」の回でご紹介した受給者証同様の手続きをとります。
仕事も年末年始や新年度にさしかかり、直ぐには休めません。
なのでこの間に受給者証の申請をして、仕事をしながら証書の交付を待ちます。
そして、年始のバタバタが収まる頃に証書が届き、耳鼻科の診察を受けました。
担当医兼、執刀医は若い女医さんでした^_^
女医のY先生から扁桃腺摘出手術の説明をうけました。
図の⭕️で囲った部分を手術でキレイに取り除きます。
これによって、声が変わってしまうこともあるそうです。
因みに私はほとんど声が変わることはありませんでした。
入院期間は約一週間です。入院してその翌日の朝に手術です。
その後、4日間ほど病室で過ごして、出血がなければ退院して自宅で10日ほどの安静を取るようです。
子供なら局所麻酔と簡単な処置で済むようなのですが、私のような41歳にもなる大人の場合は全身麻酔での手術が必要なようです。
手術直後はやはり痛みが出たり、ご飯がのどを通らなかったり、しゃべれなかったり、出血があったりするようです。
全身麻酔と手術に先立って、体が全身麻酔と手術に耐えうるか検査を受けます。
検査項目はレントゲン、心電図、呼吸器(肺活量)測定くらいだったと思います。
この検査で、身体上の問題がなければ、入院・手術の日取りを決めます。
今回は手術の後に、大学病院に再度入院してのステロイド治療も控えているので、
耳鼻科・腎臓内科双方での日程を確認しながら、それぞれの日取りを決める必要がありあました。
腎臓内科のO先生は、
「扁桃腺の手術後2週間くらいでステロイドの治療を始めても大丈夫です。ちょうど2週間後に大学病院に入院できるように予約をしておきます。」
耳鼻科のY先生は、「え?そんなに早くステロイド治療を??」
私、「はい・・・O先生が問題ないって・・・・。」
Y先生「ああ、O先生がそう言われるなら大丈夫だと思うけど・・・・普通は術後3週間くらいはあけたほうが・・・・」
私、「えええ? 2週間じゃないんですか?」
Y先生、「うーん。たまに術後ちょうど2週間くらいで出血起こすことがあるけど・・・まあ大丈夫でしょう・・・・たぶん。」
ひどく不安にかられましたが、もうあとはお医者さんに任せるしかありません。
やっとすべての治療計画と日程がきまり、会社への報告と休職届けを済ませました。
実は、今回が人生初の全身麻酔と手術だったので、怖いやらちょっと楽しみやらでひどく変な気分でした。
仕事の繁忙期を終えて、やっと迎えた入院日当日、
ボストンバックに着替えと洗面用具を入れ、百均で買った筆談用のホワイトボードを携えて、
総合病院の入院支援センターの自動ドアをくぐったのでした。。。。。
次回につづきます。