こんにちは。YOU太郎です。

私の面白かった体験、勉強になった体験を書いていきます。

YOU太郎の入院体験記〜糖尿病と血糖値〜

こんにちは、YOU太郎です。

 いつも読んでいただいてありがとうございます。

 

入院生活が始まりました。

 

IgA腎症の治療に多量のステロイドを使うのですが、この薬にはいろいろ副作用があります。

 

その中でも必ずといって良いほどでてくるのが「血糖値の上昇」です。

 

そして、私がもともと持っている病気があり、これが2型糖尿病です。

 

糖尿病には1型と2型があり、特に日本人に多いのは2型糖尿病です。

 

そもそも「糖尿病」とは血中の糖分濃度の調整がうまく出来ず、濃度を下げるために尿と一緒に糖分を排泄しようとして、尿に糖分が混ざる現象です。

 

そして2型糖尿病は体内ホルモンのインスリンの作用不足、分泌不足で血糖値コントロールができないのですが、

その原因としては、遺伝、肥満、運動不足、食べ過ぎ、喫煙などがあげられます。

私の場合は遺伝か運動不足か喫煙が怪しいです。。。

 

もともと、この2型糖尿病のために薬を普段から飲んでいました。

薬のおかげで血糖値をキープしていたのですが、そこへ持ってきてのステロイド治療です。

 

空腹時の血糖値が、成人男性の正常値で70〜110の間です。

ステロイド剤を投与した時の値は300を超えてきます。3倍以上です。

 

値には個人差があるのですが、ステロイドを使った場合必ず血糖値が上がって来ます。

 

私が常用していた薬は飲み薬で、「グルファスト」と「テネリア」でしたが、ここでステロイドの副作用対策で、とうとうインスリン注射が必要になりました。

 

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入院中はもちろん、退院後もステロイドの投与は続くので、しばらくは毎食前にインスリン注射です。

 

仕事のときも、旅行のときも、デートのときもです。

 

 勝手なイメージで申し訳ないですが、インスリン注射=重度の糖尿病患者のイメージでした。
そして、自分で日常的に注射を打たなければいけないことなど、軽くヘコミました。

 

でも、同じ病室にいる患者さんは同じステロイド治療をうけているので血糖値があがります。

 

糖尿病あるなしに関わらず同じくインスリン注射が必要だったので、「あ、自分だけが面倒な思いをするわけじゃないんだ」と思ました。

 

私よりもはるかに若い男の子も同じくステロイド治療のためにインスリン注射が必要でした。

私から見ても気の毒でした。

 

実際にインスリン注射がはじまったのは入院三日目くらいからでした。

それまではルンルン♪で食堂まで行って毎食ご飯を食べていましたが、注射が始まると同時に病室での食事になりました。

 

食事の時間になると、看護士さんが病室までご飯を持って来てくれます。

 

ご飯が運ばれてきたらシャツをめくってお腹を出し、おヘソからだいたい3センチくらい離したお腹の皮膚に針を射し込んでインスリンを打ちます。

 

ご飯を食べる直前に必ずコレを行います。

今も毎食前にやってます。。。

 

ステロイド治療の代表的な副作用はコレですが、他にもいろいろ出てきます。

 

次回はステロイドのその他の副作用がどんなものかお話しして行きます。