YOU太郎の二輪教習体験記〜第1段階2時間目〜
こんにちは、YOU太郎です。
入校式を終え、あとは担当教官からの連絡を待つばかりです。
今か今かと待っていると、仕事中に着信が。。。
お昼休みに掛け直すと、「この度担当になりましたFと申します。○月○日の10:00から教習を始めます。15分前には来て下さい。」
「わかりました!よろしくお願いします!」
意気揚々と電話を切りました。
あれ?○月○日て休みだったかな??
気になって確認すると仕事の日。
私が都合の良い日を伝え間違えたのか?教習所の勘違いか?
すぐさま教習所に連絡して日を変えてもらいました。
申し訳ないことをした。。。気をつけなくては。
そして当日、第1段階2時限目スタートです。
ドキドキしながらちょっと早めに教習所に行き、教習原簿を受け取ります。
開始時間の15分前にはバイク車庫に行ってヘルメットとプロテクターを装着し、準備体操を済ませておきます。
あとは車庫に併設されている準備室で教官が来るまで待機です。
この日は私一人でした。。。
前回に長袖長ズボンが必須という話しをしましたが、加えて手袋(軍手可)も必要です。
私は長袖Tシャツの上に半袖ポロシャツを重ね着し、下はデニムかカーゴパンツでした。
手袋はホームセンターの原付バイク用品で簡単な物を買いました。
ヘルメットと汗で髪の毛ぺったんこになるので、キャップも買いました。
こう言う買い物も、また楽しみの一つです。
チャイムが鳴り、教官がやって来ました。
「担当のFです。よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
先ずは前回のおさらいです。
スタンドを外して掛けての練習。
スタンドを掛けたままバイクにまたがり、エンジンスタート。
そしていよいよ、スタンドを外してエンジンスタート。
ニュートラルからクラッチをしっかり切って1速に入れる「ガコッ」。
F教官。。。原付バイク(スクーター)に乗っての指導です。。。
他の教官は同じ400ccバイクに乗って「やって見せる」スタイルです。。。いや、それが普通の教習だよな。。。
F教官は唯一バイクに乗らない教官で、「口で言ってやらせる」スタイルでした。。。
おかげでYouTubeのバイク動画の再生回数が尋常じゃなかったです。
頼むから普通に教えてくれよ。。。
とにかく、初400ccバイクの走り出しです。
これが本当に怖い!
クラッチとかアクセルとか加減がわからないし、初めて乗る400ccバイクのパワーも凄く強く感じます。
クラッチのタイミングが合わずに体が置いていかれるような感覚。
びっくりしてブレーキを握るとエンスト。。。
なんだこれ?!怖くて全然乗れない。。。
甘く見てた、俺には無理だったんだろうか。。。
「怖くて全然進めない。みんな最初はこんな感じなんですか?」
たまらなくなって私が聞くと、
「こんなもん、こんなもん」「アクセルをしっかり開けて、ゆーっくりクラッチをつなげて!」
「はい!」
フワッとバイクが動き出し、両サイドのステップに足を乗せてそのまま走ることが出来ました。
なんかわかって来たぞ!
やった!今確実にバイクに乗って走ってる!
F先生、「よーし、じゃそのまま後ろをついて来て」
F先生のスクーターの後をゆっくりと追いかけます。
怖いけど、最高に気持ちいい!
外周をぐるぐると走り、緩いカーブを曲がったり、一旦停車してまたスタートしたり。。。
まだクラッチワークが下手なので、始動のときにエンストしますが、もう怖くはありません。
スタート、走行、シフトアップ、シフトダウン、ストップ、またスタート。。。
これらを繰り返して、あっと言う間に1時間が終了です。
「ええ?もう終わり?楽しかった〜。ありがとうございました。」
「楽しいでしょ?こんな楽しいものがこの世にあったなんて!と思うでしょ?」と、F先生。
初体験と感動の2時限目でした。
コワ気持ちいいとでも言うのか、スキーやスノボを習って、ちょっと滑れるようになった子どものような気持ちでした。
これは楽しい。。。本当に楽しい。。。
いい歳して恥ずかしいとか無駄とかどうだっていい。
こんなにワクワクするなんて全く久しぶりだ。
生まれてきて良かったとすら思ったぞ!
もう、バイクに夢中でした。。。
次回につづきます。