YOU太郎の入院体験記〜C型肝炎は薬で治る時代です〜
こんにちは、YOU太郎です。
前回は総合病院で検査を受けたこと、
「IgA腎症」による腎炎、若しくはC型肝炎による腎機能の異常が疑われたことをお話ししました。
「IgA腎症」や腎臓の病気を診る診療科を「腎臓内科」、
「C型肝炎」など肝臓を含む消化器系の病気を診る診療科を「消化器内科」と言います。(消化器内科ってくくりが広いですよねー)
そして、この「腎臓内科」と「消化器内科」をまたがっての治療がスタートしました。
「消化器内科(肝臓)」の先生いわく、「C型肝炎は薬できれいに治ります。」
この言葉は本当に心強かったです。。。
このC型肝炎の治療薬はいくつか種類があり、私がその時紹介されたのは3種類でした。
それぞれ投薬期間も違っていて、最短のもので12週間、長いもので24週間だったと思います。
お医者(肝臓)さんいわく、「YOU太郎さんの場合は腎臓に異常が出ているので、腎臓の負担にならない、且つYOU太郎さんの肝炎ウイルスに効果があるものを決めていきます。」
この3種類の中から患者の病状と体質に合った薬を選定していくのです。
そのために再度採血検査を行い、次の通院日にやっと治療薬と治療計画が決定しました。
けっこう面倒くさい。。。
使用する薬は「ヴィキラックス」という錠剤で、1日1回2錠を12週間飲み続けます。
あとは月一で経過を見るために通院。これだけです。
※この薬、一粒がけっこうデカイんです。。。
はじめて薬局で受け取った時は思わず「デカ!!こんなののど通るかな?」と声に出てしまいました。
飲む時は「らくらく服薬ゼリー」を使っていました。
この治療は「インターフェロンフリー治療」と呼ばれ、
200万〜300万の費用がかかるんです。。。。
お医者いわく「次回から処方を開始しますが、『肝炎治療受給者証』の申請をしておいてください。」
と、申請のために必要な手続きを書いた手引きをもらいました。
この受給者証があることによって、
C型肝炎の治療に関わる診察、検査、薬の月間の合計負担額が最大10000円(注:所得によっては20000円)までしか請求されません。
ここで大まかな手続きを紹介します。
必要なもの
⭕️受給資格者証申請書(病院でもらえます)
⭕️診断書(病院の文章科に申し込みます。1週間から1ヶ月かかることも・・・)
⭕️住民票(世帯全員分の記載があるものが良い)
⭕️市町村民税課税証明書(こちらも世帯全員分の記載があるもの)
⭕️健康保険証(と運転免許証)の写し
※住民票と市町村民税課税証明書は市役所で発行してもらえます。それぞれ300円くらいだったと思います。
こんな感じだったかと。。。
これらをそろえて地域の保健所へ申請、そこから県の保険福祉機関の審査を経て認定と受給者証をもらえるのでした。。。
これまた面倒くさい。。。
でも、もうやることは決まっている。
月一で通院はするけど、仕事も生活も今のままで治療ができる。
「これさえやればきれいに治る」そう信じていました。。。
急いで書類をそろえて保健所に提出し、前回の通院日から約1ヶ月後の処方開始までには「肝炎治療受給者証」が届きました。
これで腎臓も肝炎も良くなる。
そう信じることが一番の薬(プラシーボ効果)になる。
そして、実際に良くなるだろう。。。きっと。。。
健康診断のときからC型肝炎の服薬治療が開始されるまで、3ヶ月が過ぎていました。。。。
そもそも私が検査入院を勧められたのを嫌がって、C型肝炎治療してくれって言ったから余計に長引いたんですけどね(^^;。。。
次に続きます。
以下は参考・捕捉などです。。。
C型肝炎治療の参考リンクです↓
肝炎治療受給者証の参考リンクです↓
※プラシーボ効果→実際に効果がない薬であっても、効果があると思い込んで服用することによって病状が改善すること。
例えば医療機関でもただの生理的食塩水を「よく効く点滴薬」として投与することで、体調不良を訴えていた患者が元気になったりする。