YOU太郎の入院体験記〜プレドニンの副作用〜
こんにちは、YOU太郎です。
いつも読んでいただきありがとうございます。
IgA腎症の治療に使う「プレドニン」にはさまざま副作用があります。
プレドニンとは>
ステロイド薬。炎症をしずめたり、免疫系をおさえる作用があります。
炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く使用され、膠原病、ネフローゼ、IgA腎症、リウマチ、重い喘息、ひどいアレルギー症状、などに用います。
副作用>
私が担当医からきいたものは以下のとおりです。
特に悩まされたものは色文字にしています。
⭕️不眠
(マジで眠れません。ちょっとウトウトできたと思うとすぐ目が覚めます。夜が長いです。睡眠薬を処方されますが・・・あまり効かなかったな。。。)
⭕️胃痛・胃潰瘍・腹部の張りや痛み。
(こちらも毎日胃薬を処方されるので、ちゃんと飲んでいれば問題ありません。)
⭕️骨粗鬆症(骨はよく分かりませんが、私の場合は特に問題ないようです。)
⭕️ムーンフェイス(顔がまるく膨れます。)
⭕️ニキビ(吹き出物)
⭕️便秘・便の色が黒くなる
(お通じは遅れましたね。はい、便秘になりました。色は気になりませんでした。)
⭕️頭痛・吐き気・倦怠感(これも特にはないですねー)
⭕️糖尿病の悪化(血糖値の上昇。インスリンなどの投与が必要です。)
⭕️食欲の増進(余分に食べると血糖値が上がります。私は0カロリーコーラ、砂糖なしコーヒー、糖質0ゼリーなどでお腹の足しにしていました。)
⭕️血圧の上昇(1日2回〜3回血圧を測ります。私は特に変動はなかったです。)
⭕️感染症を起こしやすくなる(免疫を抑えるため)
⭕️痙攣、手足のしびれ(これは気のせいか、足がすこししびれたような感覚でした。)
⭕️関節の痛み(これはなっかたです。。。敷地内を歩き回りすぎてちょっと筋肉痛になったくらいかな。。。)
⭕️緑内障(視神経に障害が起こり、最悪の場合は失明するそうです。。。私はまだしっかり見えてます。)
などです。これだけでも盛りだくさんです。
本やネットの情報を見るともっと色々な副作用があるようなのですが、
気になるのは精神作用です。
⭕️多幸感(意識障害でもあり、うつの症状の一つでもある。アルコールや薬物などで酔ったような幸福感)
⭕️無気力(気持ちが落ち込んでなにもやる気が起きない。これもうつっぽいですね。。。)
⭕️うつ症状(イライラする。躁鬱状態になる。プレドニン飲みながら精神科にかかる人もいるとか。。。)
入院中の気持ちが不安定な時にこれは辛いです。
副作用が無くても体のこと、仕事のこと、生活やこれからのことを心配するときでもあり、入院中というシチュエーション自体、気持ちが下がるに十分です。
「一生懸命やってきたのに、それでもたらされたものは病気と入院と休職。。。復職しても居場所あるのかな。。。。」
入院中にこんな気持ちが頭をよぎることが何度かありました。
逆に「何もすることがないってなんて贅沢で幸せなんだ。。。せっかく入院してるんだから何も考えず、何もせず、何かをしようとしないで過ごそう。。。」
仕事で忙しかった反作用かもしれませんが、貧乏性の私が朝から晩まで本当に何もせずに過ごし、それに幸せを感じていました。
それが薬のせいなのか「ガチ」なのか微妙なところではありますが、より暗い方向へ誘ってくれる作用があるようです。
そして私もイライラしたり、落ち込んだり、かと思えば「幸せ」と感じたりを実感していました。。。
これらの症状はプレドニンの量が徐々に減ってくるにつれて改善されます。
逆に医師の処方に従わず、勝手に投与・服用を中止した場合、「離脱症状」として重篤な症状が出てくるようです。
次回は入院中の精神面(心の部分)をお話しします。
もちろん薬の副作用込みの精神面です。お楽しみに。
「うつ」チェックのリンクです。