YOU太郎の入院体験記〜救急窓口と止血〜
こんにちは、YOU太郎です。
手術後のまさかの出血。
あり得るとは聞いていましたが、あまりの経過の良さに考えてもいませんでした。
救急窓口に連絡しましたが、やはり当直医しかおらず、
電話に出た受け付けの方いわく、「自分で止血できませんか?」
私、「え?だって喉ですよ?」
受け付け「担当医がいないのでどこまで出来るか分かりませんが、出血が止まらないようなら来てみて下さい。」
心もとない。。。
しばらくイスに座って様子を見ましたが(横になったら血が出て来るので)やはり止まらず、
朝の5時前くらいに車を運転して、口の中に血を溜めながら病院の救急窓口に向かいました。
早朝で道が空いていたので早く着きました。
受け付けする前にトイレに駆け込んで溜まった血を吐き出し、やっと受け付け。
喋ることで喉が動くのでさらに出血。。。本当に厄介です。。。
少しすると診察室に呼ばれましたが、待っていたのは眠たそうな当直医。
もちろん専門外なので、どうすれば良いやら困った様子でした。
口の中を見てもらましたが、血は止まらないし吐き気はするしでオエオエでした。
先生も「ガーゼ突っ込んで直接止血しようか」
私、「え?直接ですか?大丈夫なんですか?」
先生、「無理があるよな。。。とりあえずうがいを繰り返してみて。うがいで止血できる場合もある。」
言われた通りうがいをその場で繰り返しました。
その間に担当のY先生に連絡を取ってくれるとのことでした。
しばらくうがいをしましたが血は止まりません。。。
Y先生にも連絡がつかないようで、「今はどうにもできないです。Y先生に連絡がついたら電話しますから自宅で待っていてください」
私も、どうにも出来ないのは良くわかったので、Y先生に連絡が着くのを待つことにしました。
自宅に帰り大人しく待ちました。
待つこと5時間程度。。。連絡は来ない。。。Y先生と連絡がつかないのかな?
日曜日なので救急以外は病院はお休み、もちろん当直以外は医師も看護師もみんな非番です。
でもさすがにこれでは困るので、再度病院に電話しました。
「連絡はを待っているんですがY先生にはまだ連絡つきませんか?」
受け付け「先生は今日非番なので・・。連絡はしてみますが・・・。」
え?放って置かれたの!?
私もたまらず「とにかく、どうしたら良いんですか!?」
受け付け「すぐに連絡をとるのでそのままお待ち下さい!」
待つこと2〜3分ほどで「先生と連絡がついたので今すぐきてください」
ホッとしました。これでなんとかしてもらえる。
しかし、本当にタイミング悪いな。。。病院にも先生にももうしわけない。。。
でも出血は嫌だ‼︎
病院に着いたら直ぐに処置室に通されて治療開始。
Y先生、「出血するかもしれないとは言ったけど・・・言った通りになりましたね・・・ちょっと辛いけど、止血のために傷口を焼くしかない。なんとか頑張って。」
私、「ええ?焼くんですか?・・・・分かりました。。。」
消毒スプレーと、麻酔の代わりにちょっとだけ口の中が痺れるスプレーをして、
電極の付いた大きなピンセットのような道具で喉の奥を焼いていきます。
かなりしんどいです。。。口を大きく開けたまま喉のキズを焼いて止血。。。
唾液が溜まったらエアスプレーで吹き飛ばしてまた止血。これをしばらく繰り返します。
痛いし、吐き気はするし、涙も鼻水もたくさん出ました。。。本当にひどい目に遭いました。
休憩を含めて1時間くらいはかかったでしょうか。。。やっと止血が終わりました。。。
Y先生いわく、「もう大丈夫です。食事も柔らかいものなら食べても良いし、大学病院には説明をしておくので予定どうりステロイド治療を開始してください」
かなり辛かったけど、さすが専門医。
躊躇なくキズを焼いてキッチリ止血してくれました。
「お休みの日にタイミング悪くてすみませんでした。ありがとうございました。」
先生にしっかりお礼を言って帰りました。。。。
本当にホッと安心しましたが。もう二度とイヤです。。。
こうして、ドタバタで大学病院でのステロイド治療開始の日を迎えるのでした。。。
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